あれも文化　これも文化 … BUNKA考

〈１月２６日（火）付け〉

　◎…希望が丘からの業務報告２件を書く。２３、２４日に１泊２日で開催の「冬の林間スクール」は、体験学習担当の大東さんから。会場は青年の城周辺、県内小学１～６年生５０人が参加。テーマは「冬のたのしみ再発見」。野外に出て自分のお気に入りの自然物を集めて宝箱作り、Ｂ４サイズのかるたを作って、チーム対抗ビッグかるた大会、杵と臼のもちつき大会、どんぐりのコマ作りなど。「寒波襲来、大雪を心配したが、予定通りにプログラムを実施出来た。自主性、協調性を養えたと思う。キャンプリーダー８名、滋賀の教師塾生５名の協力があり、充実した林間スクールだった。」と大東さん。

　もう１件は１７日にあった県キャンプ協会との共催事業「キャンプ活動の力！」。参加者は４８名。東日本大震災から５年、阪神淡路大震災から２１年、県キャンプ協会が培ってきた様々なキャンプの技術や経験を災害時に活かせるよう学びあい、加えて冬の希望が丘を存分に感じてもらった～と写真付きで報告あり。報告は奈知さん。県キャンプ協会にも所属するびわ湖ホール出向の豊田さんが、ちょっと変わった焚き火（バックログファイヤー）の前で写真に写っている。もう一人は山中公園長代理かな。寒い中、ご苦労さまでした。


〈１月２８日（木）付け〉
　
　元気室　おうみ狂言図鑑高島公演（２４日・藤樹の里文芸会館）　入場者４１７人。狂言解説は一門の茂山童司さんがつとめ、狂言の楽しみ方、見どころなどを話した。上演は古典の「口真似」「昆布売」と、新作再演の「続・鮒ずしの憂うつ　でっち羊かんの陰謀」。狂言解説の中で、宗彦さん、逸平さんのお母さんが高島市出身と紹介があり、満員になった今回の券売では、かなりご協力いただいたようだ～と担当の辻本さん。会場には福井高島市長、地元県議の清水さん、海東さんの姿も。


〈２月１日（月）付け〉

□…文産会館のライブ「超特急」（３月２１日公演）の一般発売は１月３０日に始まり、その日のうちに売り切れた。先行発売と合わせ、１９２６枚の完売である。先行でも５千枚以上の申し込みあり、枚数を絞って、この日の一般発売に備えたが、広報担当の吉川さんからのメール報告によると「文産窓口購入は３人で、ほとんどがオンラインチケット購入。Gettii（ゲッティ）やローソンチケットの座席の画面を見ていると、座席の色がどんどん変わって、すごい速さで売れていました。」と。イケメンの１９歳から２１歳の男の子が歌って踊る「超特急」公演、まさに「超特急」の完売。どんな観客か、１０代後半のハイティーンから２０歳代後半、追いかけて、追いかけてのファンのよう。申し込みが何となんと７８３４枚とは驚く。そのうちファンクラブ先行発売で５３４７枚も申し込み、これを半分以下に絞って対応しているが、まあ、ともかくビックリする。


〈２月４日（木）付け〉
◎…今朝、事業団が事務局を預かる文化・経済フォーラム滋賀の平成２７年度収支決算案の会計監査があった。竹村事務局長と藤野さんがしが経文センターへ出向き、文経フォーラム監事で、ＫＥＩＢＵＮ社長の中川浩さん、前大津市教育委員の饗場貴子さんの２人に監査を受け、別表の収支決算案の承認を得た。文経フォーラムの会計年度は１月１日から１２月３１日まで。平成２７年度は個人、文化団体、法人会員２２３個人・団体の会費収入、県補助金などの収入合計は３，２９７，２６３円。これに対し、文化で滋賀を元気に！賞の事業費など支出合計は３，１１７，８４１円で、１７９，４２２円を繰り越した。監査結果の報告は１１日、大津プリンスホテルの総会である。


〈２月８日（月）付け〉
◎…今朝の中日新聞県版に文産会館のイベント広告がカラーで載った。その一つは尺八と筝でめぐる「春色の風景」（３月６日・長浜市木之本、きのもと交遊館）＝写真＝で、尺八は武田旺山さん、筝は細川英子さんが出演、春の海などを演奏する。この事業は今年度の夢キラリ文化基金コンサート。公益財団法人になってからの基金制度は４年目。新聞広告掲載をきっかけにどんな状況か、希望が丘みらい基金と合わせ、別表にしてみた。

　文化の４部門では、季刊誌「湖国と文化」への基金がトップ。この１１日にも文化・経済フォーラム滋賀総会に合わせ、読者交流会開催、基金活用している。長栄座は公演のおりの、会場に看板広告掲載、基金に回した。支出は街角ふれあいコンサートをテーマに昨年は彦根・高宮で県立大学と提携してコンサートを開催しており、今回は中日新聞広告掲載の木之本へ行く。費用の一部は文化芸術部門から支出する。
　希望が丘は毎年、スポーツ・健康部門が群を抜く。ほかの３部門計の２倍である。夏の全国少年サッカー、冬のなでしこサッカー開催のおり、担当の伴野さんの声掛けで基金がかなり集まっている。今年度はアディダスさんから３０万円、過去最高の基金である。総務の奥田さん調べでは、支出は２５年度はイベント用遊具９９，０００円、図書４６，７３０円、２６年度はふれあいキャンプ８４，０００円、キッズフェス１３３，９４５円で、今年度もふれあいキャンプなどに利用している。


〈２月１２日（金）付け〉

◎…建国記念の日の昨日１１日、大津プリンスホテルで文化・経済フォーラム滋賀第６回総会。事務局を持つ事業団、担当の竹村事務局長、藤野さん中心に事前準備から総会当日朝から夜の終了まで、フルに頑張る。スタッフ応援、けいぶん、びわ湖ホールなど。事業団は文産、元気室、事務局から多数。総会前、植田編集長仕切りで季刊誌「湖国と文化」読者交流会も。執筆者含め２０人、意見多く。

　　総会は京大総長・山極壽一氏の基調講演。ゴリラ写真をふんだんに使って、アートとコミュニケーション。会場は２４８人、熱心に耳を傾ける。続いて、文化で滋賀を元気に！賞の表彰。大賞は京阪石坂線の青春メッ―セージ、各賞は我が町描いて１００回の八美会など５団体。受賞団体の記念撮影終わって、メーンの総会。挨拶、祝辞、議案説明、監査報告に木村代表幹事、西村県議会議長、竹村事務局長、饗場監事が出て、スムーズに。恒例の提言発表は井上幹事と加藤幹事。仏・ナント市、金沢市などの事例織り交ぜ、新生美術館建設が滋賀の活性化に～と。総会出席７４人。

　三日月知事の挨拶と乾杯で交流会。川端衆議院副議長も挨拶、締めは中村副代表幹事。受賞者、三日月知事まじえ、各テーブルで文化人、経済人が名刺交換、歓談続き、午後６時過ぎ、無事閉会へ。夜、ＢＢＣのニュースに。長丁場、ご苦労でした。


〈２月１５日（月）付け〉

　朝の事務局、３分間スピーチは前日、第３４回県ピアノコンクールを担当した秋山さん。予選応募は過去最高１９０人、実際には１８０人が出て、野洲文化ホールであった昨日１４日の本選出場は５０人。朝９時から元気室の中西室長、辻本補佐、小松谷さん、井本さん。審査は予選からずっと別表の４人の先生、皆さん教授。小学生７分、中学生以上は１０分の演奏。招待演奏すんで、成績発表から記念撮影まで、終わりは午後８時すぎ。賞状は昨年から後日、自宅郵送で前よりは早くなったとはいえ、一日が長い業務である。
　秋山さんのスピーチは、奨励賞以上の入賞は３３人。審査は０．５点前後の微差で、激戦だった。各部門１位から選ぶ県知事賞、県議会議長賞のグランプリは小学校３・４年部門と５・６年部門から。阿部先生の講評は毎年、レベルが上がっていると。滋賀会館、創造館開催時代、竹村事務局長らが担当してきた歴史のあるピアコン、びわ湖ホールとの統合で、これから先どうなるかなと思います～などと話す。