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 【2016年12月20日(火)~2017年3月7日(水)】

2017年03月09日

<2016年12年20日(火)付け>

2015年滋賀県観光客数上位10カ所 □…京都新聞は1面、各紙は県版に~湖国の観光客が昨年、過去最高になった~という県発表の記事が載った。延べ4,794万1200人で、前年より3・5%増。外国人宿泊客も倍増の36万人で、今年も好調という。県内どこが多かったか、ベスト10が出ていて、事業団が管理する希望が丘文化公園は81万人で5番目にランクされている。公園利用者イコール観光客かどうかは兎も角、ランク付けされることは、励みになる。今年度、公園は利用者90万人を目標にしている。先週あった経営推進会議での報告では、11月現在は66万9,121人で、天候不順だった9月の利用が少なく、やや数字を落としているが、18日、17年ぶり開催の全国中学校駅伝で来園は軽く1万人以上あり、どう挽回できたか、集計が楽しみである。


<12月26日(月)付け>

 文産会館の辻本さんは18日あった音楽劇「美味しいメロディ」の報告。入場者数472名。キャスト23名、合唱団22名、AMoa2名、甲西高校95名、スタッフ20名、ボランティア3名により作・演出ごまのはえによるオリジナルファンタジー。「文産初の本格的な演劇制作でしたが、まずまずの結果だと感じています。しかし、演出部からはいろいろと課題・提案があり、これを契機によりよき作品づくりに反映できたらと思います」と。

第24回全国中学校駅伝 希望が丘で17年ぶり開催の第24回全国中学校駅伝は、木村さん報告。レース当日の18日は、13,217人の来場。選手輸送の大型バス、マイクロバスなど混雑しましたが、臨時出口をもうけ、一方通行で対応、スムーズに。公園職員も西ゲートの駐車場係で活躍、これもスムーズさの原因。1日の集客数は、今年度最高。


<12月28日(水)付け>

 今年も仕事納めの日が来た。申年のこの一年、事業団にとって、どんな出来事があったのか、振り返った。独断でランク付け、以下に並べた。

①事業団は県行革方針で組織再編。
②事業団、7年ぶりに待望の正規職員採用へ。
③司馬遼太郎没後20年シンポジウム「『街道をゆく』は近江から始まった」、文産会館で開催。
④文産イベントホールの芝居小屋「長栄座」、5年ぶりにリニューアル。
⑤希望が丘公園で17年ぶりに全国中学校駅伝開催。
⑥希望が丘公園で大規模停電。
⑦滋賀県展第70回記念展開催、特選受賞者対象にアートマスター制度導入へ。
⑧希望が丘公園に初の常設クロスカントリーコース設置。
⑨季刊誌「湖国と文化」、デジタルアーカイブ化。
⑩文産イベントホールで初の音楽劇「美味しいメロディ」開催。


<2017年1月6日(金)付け>

ザ・ファーストリサイタル2017 合格者 今日、事務局のある厚生会館で、湖国新進アーティストによる演奏会「ザ・ファーストリサイタル」のオーディションに合格した3人のアーティストに県芸術文化祭参加事業として、芸文祭会長である三日月知事名の奨励賞を授与した。ソプラノ歌手の秋津緑さん、フルートの吉延佑里子さん、ヴァイオリンの岩﨑弓乃さんの3人。オーディションは昨年9月25日、文産会館小劇場で、過去最高の11人から応募があり、この中から秋津さんら3人が合格した。今年3月11日、びわ湖ホール小ホールで開催するリサイタルにのぞむ。担当は文化元気室の泉谷さんで、授与式のあと、公演までの段取りなどを打ち合わせた。写真は左から秋津さん、吉延さん、岩崎さん。


<1月18日(水)付け>

1月18日雪景色 JR大津駅ホームに今朝も残雪の塊り。事務局役員室から道路を挟んで見える県公館の屋根はまだ白い。昨日、事業団管理の県施設、文産会館と希望が丘からも「凄い雪でした」と報告があった。
 
<文産会館> 土日、休館日の月曜明けて今日火曜と、3日間、様子を見ながら、正面玄関から駐車場に向かう導線の除雪を職員で行いました。土曜日に来館のお客さんの車が正面玄関前ロータリーで雪のため動けなくなり、職員みんなで手で押して、抜け出すことができました。溶けてきた雪が屋根からどんどん落ちて、中庭は立ち入り禁止にしています。
 <希望が丘> 出勤時、東ゲートから先には積雪が車高より多くあって進めない状態となり、朝から職員総動員の雪かき作業となりました。当然、野外へは行けません。スポーツゾーンでも終日雪と向き合いました。
 

<1月24日(火)付け>

湖国と文化検索サイト バナー案①◎…昨年来、作業が続いていた季刊誌「湖国と文化」の検索サイトが完成、明日25日、大阪の業者から膨大なデータが事業団へ納品される。データは昭和52年9月の創刊以来、今月号の158号まで、年4回発行の40年間分。昨日夕方の会議で担当の濱ちゃんから報告があり、業者説明を受け、30日に担当者らで会議を行い、31日から事業団ホームページで公開する予定。濱ちゃんから検索サイトのバナー候補3案の提示があり、びわ湖シルエットのないシンプルなバナーを採用することに。検索サイトを見た方からバックナンバーなど、どれだけ購読に結び付くか、期待したい。


<2月13日(月)付け>

 11日、野洲文化ホールで、10代だけで結成したジャズユニット「マザーレイクジャズオーケストラ」の第一期生デビューコンサート。以下は担当した泉谷報告。

マザーレイクジャズオーケストラ ~イベントの企画や運営を手掛ける株式会社EGS(エグズ)代表・松崎悦子さんの「子どもたちの音楽活動を支援するシステムを」という長年の思いが詰まった事業です。練習期間は12月から実質2か月間だけでしたが、本番では大きく成長した姿を見せてくれました。1曲目は、緊張からか少し危なっかしい所もありましたが、2か月間で築き上げた絆で乗り越えてくれました。共演になったアンコール演奏はゲストの「JABBERLOOP」(ジャバループ)からの急な提案でしたが、イキイキとした演奏でした。初年度で、いろいろ迷惑を掛けましたが、共催の野洲文化ホールは、土曜ごとに練習会場提供、人員支援など、大変ご協力いただきました。県・民間・文化ホール・プロミュージシャンが繋がり、良いアートコラボレーション事業になりました。~

▽来場者 560名 ▽出演 玉川高吹奏楽部、大津高吹奏楽部、草津東高軽音楽部、マザーレイクジャズオーケストラ、JABBERLOOP ▽取材 京都新聞、NHK 

※10代ジャズユニットは公募で、第一期生は小学校2年から大学1年まで27人。 ※ 第2部の始まり、松崎さんが県文化振興事業団のおかげなど事業経過を説明。 ※ 野洲・山仲市長も登壇、来賓挨拶 ※ 滋賀など関西中心メンバーの「JABBERLOOP」は、東京拠点に活動、結成10年。この日ゲスト演奏。1部に出演の県内高校吹奏楽部を指導、映画マザーレイクの主題歌など担当。


<2月20日(月)付け>

第35回滋賀県ピアノコンクール授賞式 滋賀会館から創造館、去年と今年は野洲文化ホールで開催の第35回ピアノコンクールが昨日終わった。予選に176人、本選に48人。毎年のことながらステージで演奏するのはひとり。朝から晩までの審査、手間がかかる。昨日も元ピアコン受賞者2人の招待演奏がすんで成績発表、34人が舞台に呼ばれた。講評は4人の審査員を代表して、大阪音大の出戸由記子教授=壇上、写真右=。「去年より、またレベルが上がった」と。担当した秋山さんは「奨励賞が多く出た部門は僅差の審査結果。賞決定に手こずるほどでした。これも、日頃から猛練習に励む子ども達の成果、湖国を担う素晴らしいピアニストへ成長してほしいと思います。傍で聴いていて胸が熱くなる思いでした。」と。


<2月27日(月)付け>

びわ湖カップ第6回なでしこサッカー大会 希望が丘公園の第6回 びわ湖カップなでしこサッカー大会は25、26日あり、第1回以来、初めての雪なし、雨なし大会になった。大会中、半分は積雪に泣かされた大会、好天が何よりの御馳走。参加は25都道府県32チーム。優勝は昨年準優勝の広島県福山市のホザーリア。決勝で沖縄の那覇ガールズを5-0で破り、初優勝。担当の豊田報告によると、ホザーリアの栗原真行代表は「この1年間、昨年のびわ湖カップの優勝を目指して練習を積んできました。昨年の雪辱ができました」とコメントがあったと。写真は決勝戦、真ん中は最優秀選手賞に輝いた梅津真央さん。

 公園は中村公園長ら職員が持ち場、持ち場で役割を担った。各コート審判補助、記録、弁当対応、筆耕、豚汁、焼き芋サービス、チーム送迎バス、開閉会式司会…、挙げればきりがない。出場チームの戦いぶり同様、公園職員一丸となっての業務…御苦労。担当した豊田さんも「スポーツのすばらしさを感じることが出来ました」と。主催の県サッカー協会は審判はじめ運営など全面支援、後援の日本サッカー協会も女子委員会から手塚貴子・副委員長が視察、日本を代表する明日のなでしこに熱い視線を送った。

 各企業応援も年々増えて、湖南市に工場があるお菓子のカルビーからは久保工場長らが来て、社会貢献事業の位置づけで昨年同様、豚汁、コーヒーサービスを手伝った。大会試合球のミカサは、開会式で4月の震災乗り越え出場の熊本2チームに激励品を贈呈した。共催の京都新聞は優勝チームの選手全員にメダル贈呈したほか、大会を紙面で大きく扱った。


<3月1日(水)付け>

 弥生3月が始まった。春、いよいよ~を思う。今朝の事務局、竹村事務局長が「きのう組織再編で、配属先の人事を通知した。あと1カ月、気持ちは複雑だが、業務はしっかりやり抜きたい」と話す。再編業務、昨夜も総務の三谷さん、奥田さん、事業推進の市村さんら再編予算絡みで遅くまで。事務局本部、希望が丘、文産会館ともども、暫く、こんな日が続きそう。


<3月6日(月)付け>

リーダー研修会(旅立ちキャンプ) 希望が丘・千原さん報告は。2月24日から2泊3日であった「リーダー研修会(旅立ちキャンプ)」。参加のキャンプリーダーは1日目88人、2日目97人、3日目 99人。「今年度で卒業して旅立つキャンプリーダーとの最後の思い出づくり。寒さをものともせずに野外ゾーンに歓声が響き渡った3日間でした。中村公園長が卒業リーダー22名中19名に感謝状を授与しました」。

  

Posted by 滋賀県文化振興事業団 at 08:55Comments(0)その他

【11月22日(火)~12月16日(金)】

2016年12月16日

<11月24日(木)付け> 
第66回文学祭 表彰式 昨日23日、近江八幡市の県男女共同参画センターで第66回県文学祭があり、別表の今年度の芸文祭賞受賞者10部門10人はじめ、特選、入選、奨励賞受賞者を表彰した。今年度の応募は854件、部門ごとに審査した結果、新聞発表、当落通知も行い、この日を迎えた。芸文祭賞は県民生活部の浅見次長が、芸文祭会長である三日月知事名の賞状と金一封を贈った。

第66回滋賀県文学祭 芸文祭賞受賞者一覧 今年の芸文祭賞10人の男女比は、過去にない8人が女性。年齢幅の方は、冠句の廣瀬さん88歳から詩の榊さん22歳まで60歳と広かった。榊さんは、芸文祭賞最年少受賞で、ランボーが好きで、知人に勧められ、初応募、いきなりの受賞の快挙。小説の松本さんは、特選の常連。今回は天下取り、家康の心情を新たな一面から描いた「天下~律義者の十五年~」で、初めて芸文祭賞に。文学会の岡本会長から「書きぶり、もうプロですね」と高い評価。随筆で芸文祭賞の榊原さんは童話でも特選入り。読ませる文章力がある。童話の岸さんは、怠けて雨が降らせなくなったカッパ話。面白く、スラスラと読める。

小説 松本 匡代さん随筆 榊原 洋子さん童話 岸 栄吾さん詩 榊 慧さん 作詞 高山 清子さん
短歌 中道 節子さん俳句 宮田 絵衣子さん川柳 片山 美津子さん冠句 廣瀬 悠紀子さん 情歌 福山 幸雄さん
 情歌は都都逸と言った方がわかりよいが、応募者が高齢化、応募件数も減少して、今年が最後。芸文祭賞は、福山さんの「本音なかなか言い出せなくて例え話で告げる愛」。情景描写のある作品が有終の美を飾った。 ※ 写真は左から部門別に。


 <11月25日(金)付け>
希望が丘クロスカントリー大会2016 チラシ〇…希望が丘公園のスポーツゾーンに常設のクロスカントリーが誕生、明日26日朝、お披露目の第1回大会がある。ゲストランナーに五輪マラソン・メダルランナー、エリック・ワイナイナ氏を迎える。希望が丘では17年ぶりに全国中学駅伝(12月18日)があり、開催記念の冠をつける。コースは芝生3㌔、林道3㌔。

京都新聞 11月22日付京都新聞は22日付けスポーツ面で、「クロカンコース、自然豊か」「職員、雑木林切り開く」の見出しと写真で大きな記事に。紙面の中で、木村貞樹スポーツ交流ディレクターは「芝生だけでなく、山道を楽しみながらトレーニングできる。多くの人に利用してほしい」の談話を寄せている。4年後の五輪、8年後の滋賀国体へ、起伏のあるこのコースで地元滋賀のランナーが走り込み、大きく育ってもらえれば~との思いもこもっている。明日の大会はワイナイナ選手と走る1部は230人、小学生から一般男女まで10部門の2部は265人のランナーが初めてのコースを走る。


<11月29日(火)付け>
第70回県展◇…明日30日、滋賀近美で第70回県展の審査がある。平面、立体、工芸、書の4部門で、どんな作品が芸文祭賞に輝くのか、県展節目の70回記念展、ワクワクする。

県展過去5年部門別応募状況 作品の受け付けは26、27の両日、滋賀近美と文産会館であり、応募点数は別表のとおり。減少傾向が続く書は、今回も減ったが、逆に平面は過去5回では最も多かった。4部門計は551点、前回より14点減。昨年、滋賀で全国高校総文祭開催して、高校生の応募がどうだったか、平面46人、立体2人、工芸2人の計50人で、昨年並みを維持した。嬉しい結果である。今回70回からアートマスター制度を導入、芸文祭賞、特選受賞でマスター資格へのカウントが始まる。芸文祭賞に次ぐ特選には第70回記念賞を出す。書を除く3部門には特選の中から木下美術館賞を設け、山尾才・県美術協会理事長が選ぶ。

第70回県展 審査員一覧 審査員は別表のとおり、各分野で有名な作家さん、評論家さん。県側は芸文祭美術部門委員25人が県展委員として、審査をサポートする。事業団の担当は小松谷さん。作品受け付けは総務、事業推進、文化元気室、2日間延べ17人で対応した。今朝も朝から役員室で、濱ちゃん、小松谷さんが説明、役割分担を確認した。

 審査は明日午前10時から近美講堂での全員による審査打ち合わせに続き、各部門に分かれ、順次行う。展覧会は12月6日から前期の平面・立体、13日から後期の工芸・書作品を展示する。近美は来年度から改修に入り、近美での県展開催は4年後になる予定。

 
 <12月1日(木)付け>
芸術文化祭賞 平面の部「メリークリスマス」第70回県展 芸術文化祭賞受賞者◇…えっ!この芸文祭賞作品は79歳? 審査員も県展委員からも年齢を聞いて、驚きの声が上がった。平面の部の芸文祭賞は大津市の井上壽子さんが受賞した。今回、過去6年では最多の286点もの応募があった平面の審査は一次審査で2時間、およそ120点の入選作品を選んだ。昼食休憩を挟んで、芸文祭など20点の選考に入り、最後の最後に残った3点から、5人の審査員の挙手で、大きな袋を持つサンタさんなどクリスマスの情景をメルヘンチックに描いた井上さんの油彩「メリークリスマス」が芸術文化祭賞に決まった。井上さんは2回目の応募で昨年は佳作に入っている。

第70回記念賞 立体の部「円かな縁」饗場 陸 立体など各部門の芸文祭賞は別表のとおり。今回は高校生が3部門で50点の応募があったが、立体部門で栗東高校美術科3年の饗場陸君(18)が芸文祭賞に続く特選2位に入り、第70回記念賞に輝いた。題名は「円(まど)かな縁(えん)」で、鉄片をつなぎ合わせ直径1㍍ほどの円球に仕上げている。平面でも大学1年生、18歳の山本万柚子さんが描いた「柵」と、玉川高校3年生、18歳の白井茜さんが描いた「営み」が特選に入った。

芸術文化祭賞立体の部「チャレンジャー」山中 貞之芸術文化祭賞 工芸の部「漆黒呂」芸術文化祭賞 書の部「沙羅双樹の花」今居 青桃 工芸は柔らかな漆の箱を制作した藤井誠治さんの「漆黒呂」が初受賞。県展委員によると、こうした伝統工芸作品の芸文祭賞は久しぶりとか。書はよく、作品が日展の読売系、教育書道の毎日系と言われるが、今回は日展系の今居さんの作品「沙羅双樹の花」が芸文祭賞を獲得した。


 審査結果は明日2日、県庁記者室で行う。展覧会は前期の平面・立体の部は6日から11日まで、後期の工芸・書は13日から18日まである。


<12月2日(金)付け>
 ◎…11月30日、文産会館で「第4回 ビジネスカフェ」の開催。講師は買い物難民対策で、移動スーパーとくし丸を全国展開、脚光を浴びる徳島県の(株)Tサポート代表取締役・村上稔氏。講演会40名、交流会20名。文産最若手の吉川さんが担当、以下の報告。

第4回 ビジネスカフェ~村上さんは会社員を経て徳島市議を三期務め、ソーシャルビジネス「移動スーパーとくし丸」を5年前に起業。講演は市議時代の体験から現在の活動への経過、買い物難民の今の状況や対策、移動販売の仕組みやあり方など、パワポを駆使して、わかりやすく話していただきました。移動販売に取り組む方、これから取り組もうとされる方、福祉関係の方などが熱心にメモを取り、意義ある内容だったと思います~。 ※ 買い物難民は農水省調べで全国に700万人 ※ 滋賀でのとくし丸は、坂本のサンライズ、彦根のパリヤが地元スーパーと提携して動く。 


<11月5日(月)付け>
「湖国と文化」第158号滋賀県酒造組合会長・藤居 氏 □…来年1月発行の季刊誌「湖国と文化」第158号(冬号) の特集は「滋賀の地酒」。県内にある33の蔵元アンケートを中心に県酒造組合会長・藤居鐵也さんインタヴュー、元きき酒師・家鴨あひるさんの「地酒を味わう五つの提案」など、読み物満載。表紙写真とグラビアは辻村耕司さん。植田編集長は下戸ながら県内イベントの利き酒会など精力的に取材を重ねた。滋賀の蔵元の今がわかるアンケートにかなりページ数を割くなど、思い切って編集。乞う期待である。文化・経済フォーラム滋賀も先月27日、竹村事務局長企画の文化ビジネス塾で、愛荘町の藤居本家を訪ね、酒蔵を見物しながら藤居さんから直接話を聞くなど、理解を深めた=写真右=。


 <12月12日(月)付け>
 ◎…10日、米原公民館で第19回近江歴史回廊大学公開講座。登壇の童門冬二学長は90歳、木村至宏・成安造形大名誉教授は82歳。11日、滋賀近美であった第70回県展表彰式。平面の芸術文化祭受賞は79歳の井上壽子さん。事業団事業の元気な人たちが嬉しい。

童門 冬二 学長第19回近江歴史回廊大学 公開講座 童門さん、今も週に1回は講演、毎週発行のNHKステラには大河ドラマ絡みで20年以上、1200回書き、来年の大河主人公・井伊直虎で筆を執る。近江歴史回廊大学の学長業務は13年、一年に一度、学長として特別講話。10日は童門さんのNHKステラ原稿にイラストを描く多摩美大講師の娘さんと来県。座らずテンポよく1時間、浜松の直虎、彦根の直政を中心に井伊家の流れを話した。

木村 至宏 成安造形大学名誉教授 続いて登壇の木村先生は「近江の歴史を彩った人々シリーズ」の4回目。今回は蒲生氏郷、片桐且元など4人を取り上げた。午前中、大津市雄琴の成安造形大・近江学研究所の公開講座で講演してから米原入り、一日二度の講演。この日はBS-TBSの関口宏ニッポン風土記の滋賀・後編にも3日の前編に続いて録画出演している。まさに八面六臂である。童門、木村コンビの公開講座は人気があり、今回で4回目。この日は午前中、米原の青岸寺など3クラス合同で現地研修の大学受講生150人と一般申し込み200人で、いつも通り会場は満員。

芸術文化祭賞 井上 壽子さん 県展平面で芸文祭賞の井上さんは、大津市堅田在住。県展には昨年佳作に続き2度目の応募で大きな賞を射止めた。県展史上、恐らく79歳で芸文祭受賞は全部門通じて初めてのよう。受賞作品は油絵で、大津港を舞台にした「メリークリスマス」。写真3枚をベースに創作的に描いたという。表彰式の講評で、県美術協会の山尾才理事長は「芸文祭候補作が最後に2点並んで、5人の審査員が、井上さんの作品が若い人かと思い、年齢を確認して、びっくり。それで、審査員全員文句なしでした」と。井上さん、10年前にご主人を亡くし、絵はそれからという。授賞式には娘さん、親戚の人と一緒に出席。「夢中に描いたことが良かったんでしょうか。こんな感激はありません」と。

 
  

Posted by 滋賀県文化振興事業団 at 13:07Comments(0)その他

【10月25日(火)~11月21日(月)】

2016年11月24日

<10月25日(火)付け>

第41回JPS展グランプリ、準グランプリのお二人 ◎…滋賀の女性写真作家さん二人、ちょっと凄いことになっている。日本写真家協会が主催する公募展、今年6月の第41回JPS展で、滋賀県草津市の土肥美帆さん(44)がグランプリ、同じく草津市の常石由美子さん(66)が準グランプリに輝いた。プロ写真家への登竜門と言われる公募展で、今回は一般の部に1882人、6416枚の応募。この中で、1位と2位が、滋賀県、それも草津市在住の女性二人とは、稀有の驚きである。この23日、滋賀近美で、県芸術文化祭の第55回写真展の表彰式、、土肥さんが芸文祭賞=写真左=、常石さん=同右=は2点入選だった。表彰式前、県写真連盟の役員さんと雑談中にお二人の快挙を知り、挨拶で披露した。
『LIFE』(土肥美帆さん)『生気躍動』(常石由美子さん) 協会のホームページを開くと、賞状を持つ喜びのお二人の写真が載っていた。土肥さんのグランプリ作品は、北海道小樽の港に暮らす野良猫の姿を捉えた4枚組で、タイトルは「LIFE」。土肥さんは小樽市出身で、警戒心が解けるまで何度も港に通い、粘り強くカメラを構えたという。常石さんの作品は、ごろんと横になった馬の写真で、題は「生気躍動」。馬は、次男の勝義さん(39)の愛馬。日本中央競馬会の騎手だった勝義さんは、落馬事故で引退し、今は2020年の東京パラリンピックの障害者馬術競技を目指しており、勝義さんの練習に役立つよう騎乗ぶり撮影でカメラを始めたという。以上、ネット検索から掲載。お二人ともお見事!。


<10月27日(木)付け>

 ◎…今日の日誌はいい話を書く。一つはトヨタカローラ滋賀が「希望が丘みらい基金」に50万円寄託の報告。公園で大停電のあった翌日10月10日に公園スポーツゾーン一帯で、カローラフェスタ開催、会場使用料のお礼を含めての寄託。当日は1台500円の駐車場に沢山利用もあり、公園としては、ありがたいイベントになった。
もう一つのいい話は、8年目に入った事業団エコアクション21の更新審査の結果通知。審査人の今村忠彦さんから担当の奈知さんに「中央事務局から問題ないと判断されました」とメール連絡。メールでは尚書きで「環境経営システムは順調に実施、運用されていて、改善状況も優れている。事業団の取組みを高く評価します」と。文産会館、希望が丘の環境施策に感謝。


<11月1日(火)付け>

『文産ファミリーコンサート~赤ちゃんといっしょ~』  文産の野崎さん。28日の「ファミリーコンサート~赤ちゃんといっしょ~」1回目終了の報告。大人77人、乳幼児77人。昨年に続いて、声楽家・髙木充江さん企画・制作の県民企画提案事業。練習室にマット、大人の膝の上で、うたを聞いて、手あそびをして、歌うコンサート。「発売2週間ほどで80枚のチケット完売。去年のお客様多くと思いきや、初めてが多数。今回は髙木さん指導の<五個荘れいめいコール>が加わり、季節の童謡や唱歌のほかに宮崎アニメのジブリのうたも。子ども・大人ともに楽しめるプログラムになりました。」と。次回は12月20日。

『歴史と伝統に触れるコンサート』 文化元気室は白崎さんが10月に2回開催した「歴史と伝統に触れるコンサート」終了報告。入場者は15日(土)史跡草津本陣50人、30日(日)東海道伝馬館80人。「日本の伝統的な建物内で民謡と声楽を同時に楽しむ贅沢なプログラム。会場は溢れんばかり。民謡では一緒に歌い、声楽では胸に響く音色に聴き入り、持ち味が存分に。草津本陣では学芸員の解説、伝馬館では土山紅茶のおもてなしなど、両会場ともコンサートを盛り上げる演出、お世話になった。」と。


<11月2日(水)付け>

新生「長栄座」開幕 明日3日は文化の日、文産会館は新生長栄座のこけら落し。これまで5年間、イベントホール内に特設の長栄座を一新、新しくつくり変えて、3日の開幕事業「お好み演芸会」から地唄の人間国宝らが登場する13日の「家元の芸」まで、計6公演を行う。

新生「長栄座」座席 新生長栄座は前文産館長で、調査役の奥田さんの設計。これまでの長栄座は芝居小屋らしく升席を中心に椅子席を併用してきたが、新しい長栄座は椅子席をメーンに据える。客席数は481席。花道の奥の奥に少し桟敷席、これまで1か所だった車いす専用スロープは2か所設けた。建て込みは奥田さん陣頭指揮、休館日の31日から始まり、昨日夕方までに、新しく購入した紫色の椅子席を並べて、完成した。


<11月4日(金)付け>

『美の糸口-アートにどぼん!2016』 昨日の文化の日も良く晴れ、様々な県内イベントは盛り上がった。希望が丘はちびっこ健康マラソン、ラグビー祭に3000人、駐車場はパンク状態。滋賀近美、美の糸口・アートにどぼんは昨年超えの2600人、文産会館の新生長栄座こけら落としのお好み演芸会もキッズの踊りとお箏が花を添え、300人…、事業団関わるイベントもフィーバーした。スポーツの秋、文化・芸術の秋は、明日も明後日も。希望が丘の明日は第18回健康グラウンド・ゴルフ大会、県内外430人の選手を迎える。文産の長栄座第2幕は三味線の吉田兄弟、券売は462枚、初の満席、嬉しや、嬉しや。


<11月7日(月)付け>

『第18回びわ湖カップ健康グラウンド・ゴルフ大会』①『第18回びわ湖カップ健康グラウンド・ゴルフ大会』② 希望が丘の第18回びわ湖カップ健康グラウンド・ゴルフ大会は5日あり、こんなに気持ちよく晴れたのは初めて~というほどの快晴。参加は県内と県外参加が半々、過去2回を上回る414人。今年から2日間を1日大会とし、芝生ランドも使わず、公園自慢の常設コースで開催した。開閉会式は屋内テニスコート。参加者年齢は平均70歳以上。県GG協会の木村会長は「ここへ出て来て、プレーしようという気持ちが一番、それが健康につながる」と話す。

 担当した柴原さんは「全体で253ものホールインワンが出ました。実力者が多く参加してもらった結果であり、レベルの高い大会でした。タイトなスケジュールでしたが、予定どおり進行、トラブルもなく、無事に終了できました」と。大会運営は開会宣言の中村公園長はじめ、山中公園長代理、木村スポーツディレクターなど職員挙げて頑張る。屋外テニスコートに恒例の豚汁サービスも。


<11月8日(火)付け>

一輪車10台寄贈 希望が丘から嬉しい便り。スポーツ交流ディレクターの木村さんから県体育施設協会通じ、日本宝くじ協会に申し入れていた一輪車10台の寄贈があった~と。16インチ4台と20インチ6台で、15万円相当という。格技室の壁につるして、保管しており、キッズフェスティバルなどで一輪車体験コーナを設け、活用していきたいと、木村さん。


<11月11日(金)付け>

第66回滋賀県文学祭 出品者年齢表第66回滋賀県文学祭 今年の第46回県芸術文化祭、第66回県文学祭の詩部門で、22歳の女性が県芸術文化祭賞に選ばれた。ペンネームで東近江市の榊慧(さかき・さとし)さん。今年の応募件数は10部門854点で、榊さんは最年少入賞、しかもトップの芸文祭賞。担当の田邉さんに聞くと、初応募というから驚く。応募者の年齢は別表の通りで、60歳以上が779人で、全体の91%を占めている。進む高齢化に県文学会では、青少年部門創設について、県へ打診している。その中で、22歳の芸文祭賞は希望の星である。

 榊さんの芸文祭賞作品は、どんなだったか。題は「散って野」。原稿用紙2枚、短く改行、改行で綴ってある。書き出し部分を紹介すると。

 「車窓より」
つばめが飛んでいる
枯れた木の上
家がすき間をうめるように
直角平行の、
この時期の田んぼ
私が死んでも。

第66回滋賀県文学祭 部門委員会 県文学会長の岡本会長は「この詩は意味理解より、感じることか」と話す。詩部門選考評では「読者の感性を震わせる衝迫力がある」と。審査結果の発表=写真左=は7日、県庁であり、今日までに京都、中日、毎日、滋賀報知に載った。詩部門は41人から66篇の応募があり、榊さんは2点応募のうち、この1点が受賞になった。表彰式は23日、近江八幡市の県男女共同参画センターである。 


<11月15日(火)付け>

『切り絵作家早川鉄平と角笛シルエット劇場』②『切り絵作家早川鉄平と角笛シルエット劇場』①『切り絵作家早川鉄平と角笛シルエット劇場』④『切り絵作家早川鉄平と角笛シルエット劇場』③ 希望が丘公園は13日、開園45周年記念の「切り絵作家早川鉄平と角笛シルエット劇場」公演があった。45周年事業では早川鉄平さんの切り絵動物が春夏秋冬、公園内に様々に登場する。夏は野外キャンプ場に恐竜が出て、秋はカエデの森に里山の動物たち。昨年までの分を含め、もう100体以上とか。青年の城大ホールで、13日は子供たち招待の「角笛シルエット劇場」の開催。午後4時半開演、313人の盛況。担当の市橋さんは「子どもさんのキラキラ輝いている目を見て、成功を確認しました。」と。創設から50年以上という角笛劇団、県内でもかつては滋賀会館で毎年のように開催しており、山中公園長代理ら職員も劇団をよく知っているという。父兄からは「公園でもこのような催しをなさるんですね。」「また、お願いします。」の声も。

 奥さんと2歳の娘さん連れて、伊吹から来園の早川さん、開園に先立って「楽しんでね」と挨拶した。最初のきつね親子の話では、早川さんの熊と鹿が影絵=写真下、右=で出てきた。中村公園長以下18名で対応、広報や募集、当日の即応性ある行動など、スムーズに運んだと市橋さん報告。


<11月16日(水)付け>

 こけら落しから千秋楽まで2週間6公演、文産会館の新生長栄座の総括はどうか、報告がほしいなあ~と思っていたところ、昨夕、辻本制作統括から別表の観客集計結果が届いた。まずは辻本報告。「今までになく多くの来場者があったように思う。吉田兄弟は完売したが、これだけに特別広報に力を入れたわけではなく、広報は十分できていたことが証明された。改めて本意とする古典事業の集客が課題とわかった」と。

長栄座等 入場者数表 中西館長は250席が目安と言っていたが、別表を見ると、大衆芸能の前期は合格ライン。後期の古典芸能は、始まりの県民提案の能楽鑑賞は、平日開催で苦しんだ。12日の祈願・歓喜は、担当の林さんから以下のような報告。「稽古期間も短く、集客も不安だったが、200人を超えることができた。2部の邦楽ミュージカルは好評で、再演の要望も出た。出演者から▽ある意味で新しい淡海文化の創造?▽前原プロデュースに感謝~などの感想があり、来場者からは近江の麻を使った衣装が綺麗だった~の声があった。

 千秋楽の13日は川島さん担当。「地唄の人間国宝など4人の家元の芸を披露することができた。滋賀県出身の出演者が一人もいない企画勝負のプロデュース公演。家元およびご子息の芸にかける渾身の気迫を感じる一期一会の貴重な機会であったと思う」と。最後は若柳流の若柳吉蔵、亮太親子を中心とする連獅子。ハイライトの赤と白の獅子髪振りは迫力満点。入場料3千円、これが東京で公演なら8千円が相場とか。客席に京都から観客、着物姿が目立った。


<11月18日(金)付け>

◎…はや週末、溜まった机回りの報告資料から以下、アトランダムに書く。今年度の第55回写真展を担当した元気室の井本さんからはアンケート集計。来場者は6日間で昨年より31人増の1258人。アンケート回収率は28.3%。意見の中では▽昨年同様、会場が暗い▽デジタル加工作品はどうかと思う~などと。文産からは新生長栄座の建て込みを請け負った京都舞台美術製作所から夢キラリ文化基金に3万円振り込みがあった~と申し込み書の写し。

 総務奥田さんからは4日にあった県総務課の立入検査の報告。3年前の検査からどう変わったか、事業内容はどうか、理事会・評議員会は?県仕様のチェックリストで質問があり、最後に以下の講評があった~と。
▽基金募集など、公益法人ならではの取り組みが出来ている▽役員の欠格事項の確認書は、再選、改選あれば、全員から取ってもらいたい▽全般に公益認定基準に準拠、しっかりした法人運営が出来ている。改善をお願いすることはなし。


<11月21日(月)付け>

 週明け、溜まった新聞を捲って、19日付け中日新聞県版に「三日月知事が国民文化祭の誘致を検討」という記事を見つけた。県議会のチーム滋賀との政策協議会で、議員から提案を受け、答えたという。文化・経済フォーラム滋賀がかねて提案、やっと県が前向きに~という思いで読んだ。今年愛知であった国民文化祭は、来年は奈良開催、4年後の宮崎まで内定している。滋賀開催へ、これからどういう展開になるか、気にかかる。事業団は平成18年度以来、国文祭開催の場合、核になる県芸術文化祭事務局を預かる。

  

Posted by 滋賀県文化振興事業団 at 09:39Comments(0)その他

【9月26日(月)~10月24日(月)】

2016年10月26日

<9月26日(月)付け>

◎…日野わたむきホールであった22日の「日露交歓コンサート」。担当の文化元気室・山元さんが次のように報告する。
日露交歓コンサート ~ 前日の京都からコンサート当日、翌日の伊丹空港まで、2泊3日行動をともにした。メンバー全員、日本好きで、礼儀正しくユーモアにあふれていた。チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院の8名。初めての滋賀を含め、全国7府県・12公演のツアー。滋賀公演は日野わたむきホールを会場に日野少年少女合唱団をゲストに迎え、クラシックの名曲、ロシア民謡など初心者も楽しめる内容。入場者数は503名。~


<9月27日(火)付け>

ザ・ファーストリサイタル2017 合格者ザ・ファーストリサイタル2017①ザ・ファーストリサイタル2017②ザ・ファーストリサイタル2017③
◎…文化元気室が担当する「ザ・ファーストリサイタル2017」は25日、文産会館で、過去最多11名のオーディション(当日1名辞退)となり、別表の3名が合格した。「今回は、チェンバロ・打楽器などの搬入楽器が多く、場所や移動の問題がありましたが、無事にスムーズに進行することが出来ました。年々レベルの高いオーディションになり、現役高校生の応募が初めてあったことなど、審査員の先生方は、この事業の発展性について期待してくださっていました」と事業担当の泉谷さん。写真は合格した3名。左から岩﨑さん、吉延さん、秋津さん。リサイタル本番は平成29年3月11日(土)びわ湖ホール小ホール。


<9月29日(木)付け>

◇…来春からの事業団組織再編へ、評議員会承認を経て、希望が丘公園単独法人化の変更認定申請について、書面決議を求める持ち回り事業団理事会があり、昨日までに理事11人全員の承認書面が事務局に届いた。文化芸術部門とびわ湖ホールが統合する新財団は、びわ湖ホール側が既に変更認定申請の承認を得ている。申請書類は10月5日開催の県議会常任委員会報告のあと、公益認定等委員会の事務局を持つ県総務課へ提出する。


<10月4日(火)付け>

 ◎…県都のJR大津駅が1日、リニューアルした。スタバなどが新規開店、どこにこれだけの人が…と思うほど終日、にぎわった。文化元気室の泉谷さんは、この日駅前で、10回目の「けいおんJR大津駅前社会実験野外Live」を担当、以下のとおり報告があった。

竺文彦実行委員長「降水確率70%も発起人の竺文彦実行委員長=写真=と大津清陵高校・村田先生の熱い思いで決行、開始時刻には暑いくらいのお天気に。越大津市長は<新しい大津駅に高校生がたくさん来てくれることが楽しみ>と激励挨拶。駅前ライブは土日に人通りのない駅前を”軽音”の力で~と、2012年から始まり、最初はライブハウス感覚の演奏しか出来なかった高校生も駅前という公共の場所を得て、年ごとに幅広い年齢層に聴いてもらえるようアレンジ演奏。近所のご年配の方にも毎回楽しみに聴きに来てもらい、地域交流ができている。大津駅リニューアルに伴い、今の社会実験形式は再検討する方向。高校生には良い経験になっており、形は変わっても、お手伝いしたい」。

けいおんJR大津駅前社会実験野外Live※ 実行委員長の竺さんは、龍谷大名誉教授で住職。大津駅前活性化へ、路上講談会などから始め、軽音ライブも当時の嘉田県知事らに働きかけ、県文化振興課が直々、担当してきた。事業団も当初から辻本さんらが舞台回りなど手伝ってきた。現在担当の泉谷さんは高校軽音楽部員で、立ち上げのおり、バンド参加していたという。


<10月6日(木)付け>

近江の祭り 斧磨明神踊り
近江の祭り 水口ばやし八妙会
近江の祭り 伊勢大神楽
◎…10月2日、文産会館であった「近江の祭り」。初担当の八木さんから昨日、写真付きで報告が届いた。出演団体は①2004テケテンキッズ②多賀まつり奴振り・柏の会③斧磨明神踊り=写真右上=④水口ばやし八妙会=同真ん中=⑤小津神社・長刀踊り⑥伊勢大神楽=同下=の6団体で、出演者総数は124名。観客は345名で、ちょっと低調だった。八木報告の要旨は以下のとおり。

・今年度は芸文基金の助成を受けて開催、昨年並みの出演団体数を目処に交渉を進めたが、地域の伝統芸能の実情は厳しく、昨年を下回る結果となった。 ・10月末に長浜市内で同種の催しが開催、その影響もあり、米原市、長浜市からの出演がなかった。 ・外部から舞台監督をお願いし、舞台装飾を設置し、伝統芸能の雰囲気を出した。 ・最後の獅子舞と囃子のコラボの伊勢大神楽は見ごたえがあり、良かった。 ・入場率は、47.9%(座席数720席)と半分にも満たず、昨年度比較の半分、広報不足など種々の要因が関係した。 ・ロビーでの県内の特産品紹介は、辻本制作統括の精力的な取り組みで10店舗の出店。例年になく賑やかだった。・当日、芸文基金の荻田さんと評価委員の若狭さんの来館があった。


<10月12日(水)付け>

文化経済アートステージハリヨ◎…文経フォーラムは1日、は旭化成守山製造所の体育館で、文化経済アートステージを開催した。アートステージはジャズカルテットあり、アンサンブルあり…、白崎さんがライブ向けに設営した体育館に94人。フォーラム事務局の竹村さん、藤野さんに司会で秋山さん、会場整理などで山本常務、奈知さん、山元さんら。県から明石さんがスタッフ参加し、拾井県民生活文化部長らも会場に。文化と経済をアートで結ぶ地道な取り組み、さりげなく来てもらうと遣り甲斐が出る。開演前、会場提供の旭化成守山製造所総務部長が、工場内の井戸水で絶滅危惧種ハリヨ保護の活動ぶりの紹介も。この日は気温30度超え。周辺への音漏れあり、締め切ったせいもあり、汗が噴き出る。アンケート、暑かった~は一部、良かった~の回答多く、観客に感謝。


<10月17日(月)付け>

第55回滋賀県写真展 記事 ◎…今朝の京都新聞県版、明日18日から滋賀近美で始まる第55回滋賀県写真展の記事が、大きく載った。県芸術文化祭賞の土肥美帆さん(45)=草津市=の作品、3枚組カラーの「踊り子」が横長で大きな扱い。それはそれはよく目立つ。毎日新聞15日付けでも、写真の大きさは違っても県版トップ。ありがたい。展覧会は県写真連盟主催の第5回県ヤング写真展と同時開催で23日まで。担当は井本さん。審査から展示まで1Wの短期決戦。

 審査は10月10日、午前中に滋賀近美の応募作品が持ち込まれ、午後から即審査。2年ごと交代の審査員、今年は日本写真家協会の木村晃造さんと兵庫県写真作家協会委員長の柳原香さん。審査の眼次第で、入選作品が変わる~とよく言われるが、今回はどうか。気になる応募点数は305人596点。受付作業、審査補助など県写真連盟役員と事業団事業推進、文化元気室と県文振課含め総がかり。審査員は〇と×の札を持ち、二人とも〇は入選以上、どちらか〇は△扱いで再審査、×は返却、持ち帰り。芸文祭賞含め入賞・入選は137点。入選率は毎年厳しく、今年も23・5%。


<10月20日(木)付け>
 
ホスピタルコンサートホスピタルコンサート 昨日午後2時から大津市の滋賀病院で、6月のヴォーリズ記念病院に続いて開催。今回は、滋賀病院の乳腺センター開設記念コンサートとして実施。来見院長らが挨拶の後、ヴァイオリンとヴィオラによる演奏=写真=。「分かりやすく面白いトークと素敵な演奏にあわせて、一緒に歌ったり手拍子をしたりと、とても楽しんでいただけました」と、担当の文化元気室・泉谷さん報告。病院担当者から出演者へ花束の贈呈あり、今までで一番、鑑賞者が多かった。鑑賞者130人。


<10月24日(月)付け>

スポーツフェスティバル□…台風18号が心配で1週順延した10大祭りの「スポーツフェスティバル」は15、16日の開催。荒堀さんの報告。同日開催の「のびのびペインティング」は高田秀さんの報告。スポーツフェスは、やや風あり、肌寒さを感じたが、2日間で12,441人の賑わい。恒例の名物、フリーマーケット出店も15日92店、16日は114店も。国立青少年教育振興機構の(体験の風をおこそう運動)とタイアップした小学生対象の50m走などには、約700名の参加があり、体験の風の実行委員長・松本零士氏名の表彰状と金・銀・銅のメダル授与。そのほか、ミニテニス、体力測定などもあり、二日間とも親子の歓声が上がった。のびのびペインティングも2日間で、161名の参加があり、7色のチョークで描いた絵は、思い出写真に。




  

Posted by 滋賀県文化振興事業団 at 15:11Comments(0)その他

【8月2日(火)~9月21日(水)】

2016年09月23日

<8月2日(火)付け>

JAM projectライブ ◇…30日夕あった文産会館のアニソンを歌う「JAM project 」ライブ。報告は小野さん。入場者は1269名。報告内容は以下のとおり。

「JAMプロ、今年度ツアーの始まり。通常は首都圏か、大規模都市の初日だが、今回は海外公演との兼ね合いで、文産が国内ツアーの初日に。帰国してすぐで、28日仕込み、前日の29日アーティスト交えて詳細決定、長浜八幡宮の神主さんの全国ツアーの安全祈願、ゲネプロ。公演当日の30日は、開場前から熱狂的なファン。 ヘビーメタルと聞いていたが、実際はハードロックに近く、思ったほど大きな音ではなかった。 会場はアーティストと一体で、盛り上がった。公演時間は140+αのαが、約30分で、170分もの公演に。今回はコンサートツアーの出来るまでを目の当たりに出来、貴重な経験ができた。」 


<8月8日(月)付け>

早川鉄兵 恐竜□…切り絵作家・早川鉄兵さんが企画・制作する開園45周年事業「希望が丘公園の四季」第2期、夏の展示が7日から始まった。会場は野外活動センター東雨天活動場。展示テーマは「太古の森・恐竜」で、全長12・5㍍、高さ3・6㍍の恐竜が登場した。早川さんが1か月かけて制作、首と尾の下は通り抜けができ、近づくと、モーションセンサーの仕込みで、「ガル、ガル、ギャオ-」の鳴き声がするという。


<8月10日(水)付け>

あいしょう絵画展 □…アートコラボ事業「第3回 近江の歴史文化遺産、景観を描く あいしょう絵画展」終了報告の元気室・小松谷さん。「会期中、中日、京都、毎日の3紙に記事掲載された効果も手伝い、猛暑の中、連日70名以上の鑑賞がありました。最終日の7日は、審査員の鶴房健蔵氏、眞野康洸氏の講評があり、出品者が熱心に聞き、積極的に質問する姿が印象に残りました。表彰式で鶴房氏は「全体的に一所懸命さが伺える作品ばかり。五輪同様、人が何かに懸命に取り組むことは美しい」と。     


<8月18日(木)付け>

びわ湖カップ全国少年サッカー①びわ湖カップ全国少年サッカー②
◎… 真夏の希望が丘、天然芝ピッチのびわ湖カップ全国少年サッカー、なんとなんと、優勝は開催地元のアミティエ・SC草津、3位もFC・SETAだった。滋賀県勢がまさかの1位と3位である。過去の大会、Jリーグ傘下のチームが上位を占めていただけに、この大躍進はまさに驚きの結果だった。大会は今年で第7回、全国29都道府県48チームが集い、昨日17日は予選リーグ、今日18日は予選成績によるトーナメント戦で行った。これまで大会を企画、運営してきた伴野さん退職に伴い、初めて担当した豊田さんから報告があった。

びわ湖カップ全国少年サッカー④びわ湖カップ全国少年サッカー③ 最初の写真2枚、表彰式と決勝戦。緑のユニフォーム・草津が前半でたて続けに3点を奪い、5年連続出場、準優勝の実績を持つ東京ヴェルディの追撃許さず、そのまま逃げ切り初制覇。草津は創部8年、県大会3位からの勝ち上がり。上の写真は3位のFC・SETA。3位決定戦、東京・バディーSCを一方的に攻めまくり、10-0の大勝。ともに滋賀VS東京の対決だった。

びわ湖カップ全国少年サッカー⑤びわ湖カップ全国少年サッカー⑥びわ湖カップ全国少年サッカー⑦ 開会式はやや曇りがち。自慢の天然芝ピッチは8面、芝はずっと日照り続きで茶色ぽかったが、前日の雨で、少し青さが戻る。司会・田井さんのマイクで、中村公園長が開会宣言、主催者挨拶は希望が丘公園来園初めての池永副知事、前年優勝のヴァンフォーレ甲府主将の選手宣誓も受ける。池永副知事は式後、スポーツゾーン、野外活動センター、青年の城など視察。式典には特別協力のアディダスジャパン・南副社長も「ほかは行かないが、ここだけは~」と2年連続の来賓出席。初担当の豊田さんは「開催に至るまで課題が多く、気持ちが折れそうにもなり、本番では熱中症で選手が救急車で運ばれるなど、夏大会ならではの厳しさに直面しましたが、職員全員の熱い思いで、乗り切ることができた。感謝の一言です」と。 


<8月22日(月)付け>

第46回滋賀県芸術文化祭オープニング事業①第46回滋賀県芸術文化祭オープニング事業②第46回滋賀県芸術文化祭オープニング事業③◇…20日夕、大津港で第46回県芸術文化祭オープニング事業があり、芸文祭会長として、開始式に出席した三日月知事は「リオ五輪で男子400㍍リレー銀メダルの桐生選手など滋賀県勢、快挙の日に芸文祭が始まり、いい記念になった。芸文祭は今日から年末まで、美術、写真、文学、いろんな分野であり、県民のみなさんとともに盛り上げていきたい」とあいさつした。

 開始式では、大津港で大津市の平野小学校ブラバンクラブの演奏、芸文祭実行委員会の紹介などがあり、南湖を回る琵琶湖汽船ミシガンへ三日月知事の見送りを受け、こんなに乗れるのかな~と思うほど多くの皆さんが乗船した。担当の白崎さん調べによると、乗船は一般633人に、出演者などで718人。船内2階は高島少年少女合唱団、3階は日野ウインドアンサンブルが琵琶湖周航の歌などを披露した。夏の夜のクルージングは1時間半、雨が降っての着岸となったが、ミシガンでのオープニングでは、これまで同様の盛り上がり。夏の風物詩として、定着してきた。


<8月25日(木)付け>

青春ポップスコンサート ○…元気室の山元さんは21日、ハーティーセンター秦荘のアートコラボ「青春ポップスコンサート」。太田裕美、庄野真代、渡辺真知子の3人とN響団友によるコンサートで、満員の観客446人が懐かしいヒット曲の数々に酔いしれた。午前中は秦荘中学校で、N響団友メンバーによる楽器演奏のクリニック。愛知中と秦荘中の吹奏楽部の20人が参加、内容の濃い指導だった~と山元さん。


<8月30日(火)付け>

第21回湖国を描く絵画展①第21回湖国を描く絵画展②◇…今年で21回目の「湖国を描く絵画展」の審査が26日終わった。会場はしがぎんホール。審査員は洋画家の黒川彰夫さん、日本画家の黒光茂明さん、美術史家の廣田孝さん。大方、一日がかりで県内外から応募278点を審査した。どんな審査ぶりか、会場写真を中心に振り返った。

 公開審査なので、濱ちゃんが会場の皆さんに審査員を紹介して、キラリ新鋭賞の高校生作品9点から審査が始まった。京都の美術会社の職員さんが3点ずつ作品を運んで、審査員に見せる。濱ちゃんが審査員の挙手を確認「1票です。3票です」などと、記録席に声を掛ける。記録席はメーン担当の小林さんと小松谷さん、井本さん。応募作品とすり合わす。チェックに神経を使う。

第21回湖国を描く絵画展③第21回湖国を描く絵画展④第21回湖国を描く絵画展⑤第21回湖国を描く絵画展⑥ 一般作品の審査、最初にどんな傾向か全作品に目を通す。やはり3点ずつ、ずいぶん時間がかかる。いよいよ、本審査始まる。再び濱ちゃん登場、目配り、気配り。ハードな仕事。挙手3票以上は入賞、2票は入選、1票以上から展示点数に合わせ、拾い上げ作業。奈知さんは総括、山元さん、白崎さんは朝一番、会場で設営準備。入選以上作品が確定して、入賞作品からどれをグランプリ、金賞にするか、審査の山場へ。

第21回湖国を描く絵画展⑦第21回湖国を描く絵画展⑧会場内に入賞作品を並べ、審査員が歩きながら見て回り入賞作22点、その中からグランプリ1点、金賞2点を決める。審査員はその場で、作品見ながら講評書き。新聞社など各社賞の決定、図録用に入選作以上の写真撮影…、当落通知など経て、作品展は10月4日の滋賀近美を皮切りに県内3会場で巡回展示が始まる。


<9月2日(金)付け>

JAZZ from NEW YORK 文産会館 県民企画提案事業「JAZZ from NEWYORK」(28日・小劇場) 入場者は128人。ニューヨーク在住のギター中井勉、ドラム田井中福司さんの二人が年に一度の帰国に合わせ、ピアノ吉岡秀晃さん、ベース中村健吾さんでカルテットを組むライブ。今年は女性デュオ「音織(おとおり)」も加わる3時間公演。開場前には列、終演後はサイン会と握手会。中井さんらカルテットは前日の27日、甲賀・水口では11年連続の公演。チラシは2日間共用で作成した。企画提案は甲賀市の西井さん。文産担当は林さん。  


<9月6日(水)付け>

湖国と文化 第157号◎…秋10月発行、季刊誌「湖国と文化」157号の表紙写真が植田編集長から手元に届いた。特集は「世界にはばたく信楽」。登り窯の火入れ、窯の中は1200度と説明付き。元読売新聞カメラマン・大久保勝利氏の撮影。特集総論は県立陶芸の森館長・川口雄司さん。連載・滋賀文化事情は、この春まで朝日新聞大津総局長だった三宅貴江さんがフリーライターとして、葛川の太鼓回しを書く。


<9月9日(金)付け>

新生「長栄座」長栄座 券売状況◎…この秋、文産会館イベントホールで開催する「長栄座」公演の前売りが始まった。これまで5年の芝居小屋を新たに作り直し、新生「長栄座」として、11月3日から13日まで、三味線、民謡、邦楽・邦舞の公演を行う。前売りは3日から始まり、最初の券売状況が担当の山口さんから別表のとおり届いた。チラシを掲載、どんな公演か、以下に紹介する。芝居小屋の席数は484席。
チラシ3枚 こけら落としの3日公演は落語の三笑亭夢之助、漫才のナポレオンズらのお好み演芸会。地元の子どもたちも箏と日本舞踊を披露する。翌日の4日は国内外で活躍中の吉田兄弟の津軽三味線。文産会館では久々の出演。前売り即130枚の券売、手ごたえを感じる。公演第3弾は歌謡曲、民謡でNHKでおなじみの成世昌平さん。全国大会で実績のある民謡グループ「Green2」と共演、舞踊家若柳吟舞さんが指導する甲賀の山内小学校の子どもたちも出る。

チラシ2枚親しみやすい能楽鑑賞『融』 第2週は県民提案事業。能面師伊庭貞一さんらの企画する「親しみやすい能楽鑑賞」。これまで文産小劇場で満席の実績を持つ。今回はキャパ2倍の芝居小屋公演、どれだけ集客できるか。演目は源氏物語のモデルと言われる「融(とおる)」を題材とする。公演ハイライトは12、13日の邦楽・邦舞で、久保田敏子さんが監修、前原和比古さんが演出する。11日の第2部は狂言風の邦楽ミュージカル「モグラの婿取り」が面白そう。モグラの娘さん、片山仁子さんって、誰かな。最終日は、地歌の人間国宝・富山清琴さんが出る。若柳流宗家の若柳吉蔵さん、亮太さん親子が「連獅子」を舞う。記者会見は県庁で15日。暫く、毎週水曜の券売報告が気になる。


<9月20日(火)付け>

びわ湖☆アートフェスティバル①◎…昨日19日付けの京都新聞と中日新聞の県版に「びわ湖☆アートフェスティバル」の記事が載った。18日、びわ湖ホールで県初の文化プログラム事業としての開催。大ホールで県内三つのジュニアオケ演奏、中ホールでは県内高校生の軽音、小ホールでは若手育成のハーベスト室内楽演奏と次世代文化賞受賞者のガラコンサートなどが朝から夕方まで。しが経文さんが企画演出を仕切り、実行委員会事務を担当する事業団も総括の奈知さん、実務の藤野さんら多くが手伝いに出た。

びわ湖☆アートフェスティバル②◇…この日、烏丸半島で毎年10万人を集客する西川貴教さんの「イナズマロック」も、この日は大雨で夕方には中止になる悪天候だったが、びわ湖ホール会場はしが経文さんから元気室・山元さんに届いたメール報告では、全体では2千人の集客があったとか。中ホールの軽音は初めてのびわ湖ホール舞台で、来日50周年でビートルズを歌いまくって、盛り上がり、最後の小ホール・ガラコンサートは、ギターの松本大樹さん、フルートの中川彩さん、カウンターテナーの中嶋俊晴さんの世界へ羽ばたく滋賀出身の3人が登場、会場は満員、一気に盛り上がった。

○…会場配布チラシから、これまで事業団の取り組み、しが経文、平和堂財団の新人発掘の成果が垣間見えた。ヴァイオリンの玉井菜採さんらが指導する「ミュージックハーベスト」には、~県文化振興事業団が賛同したことに始まる~。ガラコンの松本さんは、事業団ザ・ファーストリサイタル出演、中川さん、中嶋さんは平和堂財団で芸術奨励賞受賞、経文さんは舞台公演をコーディネートする構図。再編の新財団、高邁な舞台芸術だけでなく、滋賀の素材を発掘、育てる組織であって欲しい。

  

Posted by 滋賀県文化振興事業団 at 18:33Comments(0)その他