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 【7月7日(木)~8月1日(月)】

2016年08月01日

<7月7日(木)付け>

「文化プログラムフェスティバル事業」第2回実行委員会◎…今朝、東京オリパラへ向けて、県が初めて取り組む「文化プログラムフェスティバル事業」第2回実行委員会が県厚生会館であり、今年度の事業概要がまとまった。出席はしがぎん経済文化センター・中川浩社長ら実行委員5人と各事業担当者ら。最初に6月に着任、新しく実行委員に就任した田島博樹・県文振課長が「短い準備期間の中で、ここまでまとめてもらい…」と挨拶して、始まった。事業団が事務局を担当、藤野さんの仕切り。各担当から事業内容の報告は以下のとおり。

◇次世代芸術フェスティバル(びわ湖☆アートフェスティバル2016)
びわ湖☆アートフェスティバル2016①びわ湖ホール会場(9月18日)
午前11時から午後6時まで、いろんなジャンルの音楽事業を展開する。出演は大ホールでは大津ジュニアオーケストラなど3団体で構成するBAFオケなど。中ホールでは県内各高校軽音楽部が来日50周年記念のビートルズにチャレンジ。小ホールはヴァイオリンの玉井菜採さんらのミュージックハーベスト、県次世代文化賞歴代受賞者ガラコンサートなど。小ホール事業は有料。担当はけいぶん、びわ湖ホール。
②近美会場(8月30日~9月4日)
県次世代文化賞受賞者展として、藤井俊治さん、岡本里栄さん、藤永覚耶さん、唐仁原希さんの4作家の作品を展示する。9月3日にはワークショップも。出展作品のカタログ600部作成。担当は近美。
③学校会場(9月、10月)
学校にアートがやってきた!として、9月に大津市の仰木の里東小学校へ成安造形大学生、10月には東近江市布引小学校に画家吉田友幸さんが訪問、子供たちに絵画の楽しさを教える。担当は県文振興課。


<7月12日(火)付け>

希望が丘トレイルランニングレース①希望が丘トレイルランニングレース②希望が丘トレイルランニングレース③希望が丘みらい基金 □…いい報告があるのは何より嬉しい。そんな報告、一つ、二つ、三つ…以下に書く。まず、5月22日にあった希望が丘トレイルランニングレース実行委員会が参加者のエントリー費から一人500円をねん出、希望が丘みらい基金の寄贈にした。参加は133人で計66,500円。公園の井上さんから連絡があり、事務局の田邉さんが礼状とともに領収書を発送したという。このトレイル、公園のスポーツ会館を起点に公園と三上山を走るレース。距離21キロ、累積標高1200㍍で、9㌔地点と17キロ地点に関門を設け、制限時間5時間30分以内で走るレース。山岳ランニングで、上り下り激しく、厳しいレースだが、年々人気は高く、参加者も増えているという。希望が丘は昨年からだが、比叡山でも昨年から始まり、国内外からおよそ1500人の参加という。

夢キラリ文化基金 夢キラリ文化基金20,000円の報告。文化振興事業団、県体育協会の退職者友の会が6月22日、草津市内であって、竹村事務局長がお願いに行って、山本常務はじめ、創造館副館長を最後に退職した谷口信明さんら10人から基金寄付の申し出があった。寄付の項目は全員が季刊誌「湖国と文化」だった。友の会開催ごとの寄付、ありがたい。もう1件は、その「湖国と文化」植田編集長からで、現在販売中の夏号156号にMIHO MUSEUMの高梨純次氏と津屋修氏の原稿掲載があり、MIHO MUSEUM広報から20冊買い上げの申し込みがメールで届いたという。いずれも有難く、感謝である。

熊本・大分地震災害義援金東日本大震災募金 熊本・大分地震でも事業団管理の文産会館、希望が丘公園で募金箱を設けており、事務局集計では別表のとおり。日赤滋賀支部通じて寄託している。ちなみに東日本大震災もいまも募金を継続しており、管理施設の平成23年3月以来の合計は別表のとおり。 


<7月22日(金)付け>

 ◎…組織再編問題があってか、暑い夏がとりわけ暑い気がする。セミの鳴き声も例年より、よほど激しく聞こえる。先週から今週へ、県自治労、県職員組合に状況説明。統合相手のびわ湖ホールと経理処理、事業、広報などで摺合せが続く。再編へヤマ場の理事会は来月26日、評議員会は31日にある。びわ湖ホールの理事会は9月5日、評議員会は9月15日。理事、評議員の最終判断、気にしながらの暑い夏が続く。

常設コース設定① 常設コース設定② ◎…どういうコース設定がいいのか、単独法人化へ動く希望が丘公園では、今、全国でもそうはない常設のクロスカントリーコースづくりが進んでいる。第28回全日本びわ湖クロスカントリー大会に加え、今年は希望が丘公園の芝地を中心に走る全国中学校駅伝が17年ぶりに戻ってくる。これを記念しての常設コース設定である。

常設コース設定③常設コース設定④常設コース設定⑤◇…コースづくりは、木村スポーツディレクターが中心。この20日も滋賀陸協の坂一郎専務理事や中学校駅伝の大会運営を担う(株)アールビーズ、中村公園長、県文振課、事業団が集まり、事前に会議したあと、木村さんが作成したコース図面をもとに現場へ入り、点検した。木村試案は幾通りもあり、右回りか、左回りか、こう配はどうか、距離はどれくらいか、ポイント、ポイントで図面を見ながら話し合った。コースは芝生ランドを中心とした平たんコースと森を歩く道などを利用した林間コースの設定。日常的なトレーニングコースを意識しており、日本陸連からもお墨付きを得られれば~との思いがある。コース内では、職員さんの奉仕活動で、間伐作業などもすんでおり、公園では11月後半、有名ランナーを招き、常設コース開設のお披露目をめざす。


<7月26日(火)付け>

 近藤寛子さん、伴走・川島久一さん、伴走・日野未奈子さん ◎…希望が丘のスポーツ交流担当、柴原さんからリオ・パラリンピックの視覚障害者マラソンに出場する滋賀県栗東高校出身のランナー、 近藤寛子さん(49歳)のMBSとTBSのテレビ取材が24日あったとメール報告が届いた。リオパラは9月7日に開幕、近藤さんは現地時間の9月18日に出場する。レース前の9月11日とレース後の9月22日に特番を組み、その中で練習風景を流すという。公園取材は、陸上競技場などで朝から4時間。終わって、スポーツ会館前で伴走の川島久一さん、日野未奈子さん(立命館大)と一緒に「夢は無限」と書いた3人連名の色紙を持ち、記念写真=左上=を撮った。色紙は公園へ寄贈で「希望が丘文化公園のみなさま」と書かれており、スポーツ会館内フロアに展示する。

 【7月7日(木)~8月1日(月)】 近藤さんは「しがぎんキャッシュサービス」に勤務、普段は立命館大学びわこ・くさつキャンパスで、日野さんら陸上部員がサポートして練習している。いま、JR琵琶湖線内の立命館大学広告にも日野さんが伴走する写真が出ている=写真右=。所属する滋賀銀行でも大道会長、高橋頭取らが近藤さんのことを会合などでよく話題にしており、近藤さん出場レースでは沿道に応援団を出す。母校の栗東高校でもこの21日に壮行会があり、記事によると、目の病気と夫の死という2度の試練を乗り越えて、つかんだ夢の大舞台。生徒たちから激励された近藤さんは「笑顔でゴールしたい」と抱負を語り、「夢はあきらめずに願えば、かないます」と呼びかけた。今年2月の別府大分毎日マラソンで自己ベストの3時間18分05秒で2位に入り、リオ出場が決定した。


 <7月28日(木)付け>
「エコアクション21」今村忠彦審査人◎…昨日、朝から文産会館、希望が丘公園へ、一日がかりの現地審査だった環境省策定の国内環境基準「エコアクション21」。夕方、事務局役員室で、審査を終えた今村忠彦審査人(64)は「ガイドラインに適合」と判定した。▽実施体制の構築▽教育・訓練の実施などの個別評価表は▽環境活動レポートの作成が注釈付きではあったが、15項目すべてを「A」と記入した。総合コメントの中で「環境県と言われる滋賀県で、希望が丘公園での幼児や児童に対する多彩な自然環境体験プログラムは、明日の滋賀の環境を支える活動であり、エコアクション21にふさわしい取り組みである」と、極めて高い評価をした。

「エコアクション21」審査事業団の「エコアクション21」は、平成19年8月のキックオフに始まり、正式な認定は平成20年からで、2年ごと更新して、今回で5度目になる。昨日の現地審査は、奈知事務局次長、環境推進委員会の館委員長、南雅子委員が同行した。来春の組織再編へ、希望が丘は継続するが、びわ湖ホールと統合後の新財団がどうするか、検討が必要か。


<8月1日(月)付け>

「向之倉」岡村康臣さん週末からたまった新聞各紙に目を通し、デスクに座り、ウインドウズ10に切り替わったパソコンを開く。文産会館、元気室、希望が丘から色んな事業報告が入っている。たくさん情報があるのはうれしい。日誌掲載、先着順で、まずは元気室・小松谷さんの「第3回あいしょう絵画展の審査が終了しました」から。


「晩秋の田代川(1)」黒川勝年さん「綿向山淡雪」大河原政之さん審査は7月28日、愛荘町立ハーティーセンター秦荘であった。審査員は鶴房健蔵さん(日展会友・光風会会員)と眞野康洸さん(日本画家)。市町文化ホールと協働のアートコラボ事業。県内の歴史文化遺産や景観を描いた全国公募の作品120点(県外20点、県内100点)を審査、入賞・入選作品は98点。グランプリは、彦根市の岡村康臣さん(39歳)の日本画「向之倉」=写真右上=で、多賀町山中に点在する廃集落の桂の大木を描いた作品が選ばれた。特選1席は栗東市、黒川勝年さん(73)の「晩秋の田代川(1)」=写真左の左=特選2席は東近江市、大河原政之さん(76)の「綿向山淡雪」=同左の右=。高校生から2点の応募があり、長浜高校3年生の樋口緋弥歌さんが入賞。展覧会は7月30日から8月7日までハーティーセンター秦荘で開催中。あいしょう絵画展は今年3回目で、アートコラボ事業としては2回目。グランプリ10万円。



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Posted by 滋賀県文化振興事業団 at 16:33│Comments(0)その他
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