あれも文化　これも文化 … BUNKA考

＜３月２６日付け＞
　　いよいよ、春や春…。東京、千葉、愛媛、大分…、列島各地で桜の開花宣言相次ぐ。今日は昼からポカポカ陽気、近畿もそろそろかなあ。県庁前の天孫神社の桜、通勤の朝見ると、蕾は膨らんでいるけど、もう少し。覆いが掛って、解体中の旧滋賀会館前で咲いていた里桜３本、そのうち１本が希望が丘へ。山中公園長代理から１週間前、青年の城近くの多目的広場に移植との情報が写真付きで届いた。しっかり根付いて、あのボタンのような花を咲かしてくれるかどうか、ちょっとワクワク、楽しみである。


＜３月２７日付け＞
　　事業団が公園の指定管理３期目に入った初年度、１年間を通して１０大祭りを開催、２１日のスプリングフェスティバルですべて終わった。交流ディレクターの木村さんからの報告によると、天気の関係で１５日、２１日の飛び飛び開催になったスプリングフェスティバルの入場者は１５，３４３人で、目標を達成した。近畿高校ラグビー予選があった１５日は県外の応援もあり、芝生広場に臨時駐車場も開設、職員はフル稼働した。２１日は天候も良く、公園は小テントで花盛りだった。スプリングフェスティバルは、初めてジャングルジムの組立体験があり、子どもだけでなく、大人まで夢中になるなど、大いに盛り上がった。シャボン玉、シイタケ菌打ちなどは公園職員が加わり、外部の団体に丸投げでなく、職員手作り事業の大事さを感じる２日間だった～と。

＜３月３０日付け＞
　　　出た、出た、９秒８７が出た。追い風参考でも、日本人で初めての９秒台が出た。彦根南中学出身の桐生祥秀選手（京都・洛南高出―東洋大）が米国の競技会で記録した。今朝の各紙１面、スポーツ面、社会面で大きな扱いになった。滋賀出身の表記は京都新聞社会面、中日新聞１面だけだった。「滋賀出身の桐生」は、県にとって、これ以上ないブランド発信力。「桐生は滋賀や、滋賀の彦根や」～もっと、もっとである。国内レースの皮切りは４月１８日、広島の織田記念陸上。２年前に１０秒０１をマークした縁起のいい大会、日本新の９秒台へ、いやがうえにも関心が高まりそう。　

＜４月１日付け＞
　　 文産会館　「近江の祭り」（３月２９日）　２６年度最後の事業。昨秋、台風で中止になり、出演団体を再交渉、事業を組み立て直して実施。６０年に一度という東近江の押立神社・ドケ祭りなどが出演、入場者は５７７人で、前年度を上回った。「伊勢大神楽のお祓いから始まり、ロビーからアリーナへ神楽舞には大きな拍手をいただきました。当日は生憎の雨でしたが、よ～く考えると、雨乞いの太鼓踊りが３団体も集結、雨が降るのも…でした。どの祭りも、太鼓・鉦など良く似たリズム・振りでしたが、微妙に差があり、それがお祭りの競い合いになっているようです。子どもは可愛く、〈いにしえの　近江の祭りの　童子たち　平成の童子らと　舞踊祭〉でした。」と担当の川並さんは一句を添えて報告。