【6月10日~6月23日】

2015年06月26日

〈6月10日(水)付け〉

 いや、これは懐かしい。希望が丘公園青年の城の取り壊し作業の写真が出て来た。高さ50㍍、10階建てだった塔、4階以上部分の撤去・解体である。希望が丘スポーツ施設の前田さんが、滋賀会館解体工事始まる~の業務日誌を読んで、10年前の青年の城撤去を思いだし、当時の写真を引っ張りだし、メール添付で報告があった。解体は平成17年10月に始まり翌年3月まで。前田さんから届いたメモリアル写真は10枚、うち6枚を掲載した。
 解体工事は事業団が指定管理事業者になる前年度である。当時、希望が丘勤務していて現在も事業団に在籍は、当時の名簿を見ると、再雇用含め17人。希望が丘勤務は順不同で、井ノ口さん、柴原さん、苗村さん、林誠さん、佐藤さん、前田さん、奈知さん、千原さん、岡村さん、門居さん、南さん、八木さん、高田真さんの13人。事務局には三谷さん、井上幹さん、奥田巧さんの3人。文産会館に田上さん。当時の公園勤務員は42人だった。
 とうもろこし~と慕われ、公園の象徴だった塔は、昭和47年(1972)に公園が開園して、33年目で老朽化激しく、事故の事前防止対策として、解体・撤去された。撤去部分に4、5、9階は個室42室42名、6、7、8階は2人部屋21室42人の計84人が宿泊できた。工事は利用者の少ない冬場に休館して行われており、写真送付の前田さんは、当時国内に数台しかなかった100㍍のクレーンを見て驚いたと言う。

  現在、事務局総務の奥田さんは当時、広報担当で、あのタワーはどこからでもよく見え、中学生のオリエンテーリングなどでは、とうもろこしのタワー目指して戻って来るように~と言うと、すぐ分かってもらえたし、名神高速からもよく目立ち、希望が丘のランドタワーだったと当時を思い起こす。いま、開園から40年余、県は公園の将来ビジョン策定中である。


〈6月11日(木)付け〉

県芸文祭第1回美術部門委員会(9日・県教育会館)
 美術協会の山尾才氏を委員長、造形集団の土田隆生氏を副委員長に選ぶ。県展委員解説の公開講座は、審査員の講評会に切り替え、昨年度の平面部門だけでなく、全4部門で実施する。応募点数の減少対策として、募集要項は7月に作成、枚数も5千部に増やす。任意で作品意図の記入は、部門ごとで協議、決定は持ち越す。無鑑査制度は、新規のアートマスター制度(仮称)へ切り替え、その他の懸案事項含め、来年度の第70回記念展までに決着をつける。会議は2時間近く、出席委員さん一家言(いっかげん)あって、ああやこうや、議論百出、とりまとめはなかなか難しい。山本常務、中西局次長、濱ちゃん、小松谷さん。


〈6月15日(月)付け〉
 ◎…気温30度超えの13日、近江歴史回廊大学・近江は道の国クラスは「北国海道と堅田のまちなみ」をテーマに学んだ。講師は大津市教委文化財保護課の杉江進さん。後期に入って、受講生が減っている近江は戦国の道クラスに比べ、現地研修で歩いて勉強するこの講座は、この日も受講生45人の出席、人気がある。近江歴史回廊倶楽部の会員さん3人と事業団は濱ちゃんが一人対応する。週明け、事務局報告。「講義のびわ湖大橋米プラザすんで現地研修は、居初家、浮御堂から国道161号・仰木口近くに残る北国海道の道まで、8㌔近くで、かつてないロングウォークになりました」と。 ※ 暑い中、ご苦労でした。


〈6月17日(水)付け〉

 ◎…写真の手作り表彰台、いいですね。1位、2位、3位の女の子、盾と表彰状持って、晴れやかに写っていますねえ。6日、公園内であった希望が丘カップ第13回ジュニアテニス大会。担当の田井さんによると、当初、彦根総合運動場の表彰台を借りる予定だったが、スポーツ交流の職員が工夫、材料を調達して、手作りで完成させたという。前田さん撮影の表彰台写真をみると、1位、2位、3位と高さも変えてあり、立派な出来栄え。田井さんは「子どもたちも、あれに乗れるかな~など話しており、試合にも一層、力が入ったのでは~」と。大会は県内の小学3年生以上が対象で、定員130名に対し、193名の応募、抽選で参加者を絞って開催。人気事業になっている。表彰台は、来年1月開催の第5回親子ランニングスクールでも活用するという。


 〈6月19日(金)付け〉
 昨日18日午後、事務局役員室で今年度第1回広報ワーキンググループ会議。仕切りは中西局次長、担当の藤野さんが司会進行。グループメンバー10人、この4月に嘱託採用の事務局・泉谷さん、希望が丘・清水さん、文産会館・吉川さんも。事業団HPを見ながらの話し合い。・各事業所の広報展開は?・プレスリリースは~などを議題に話し合い。およそ2時間、情報共有して、どう活かすか。フレッシュな意見交換、いい雰囲気。

 希望が丘のスポーツ交流の南さんから「第6回びわ湖カップ少年サッカー大会出場の48チームが決まりました」と一覧表付きでメール報告が届いた。参加は北海道から沖縄まで、32都道府県。今年も全国大会出場経験のある強豪チームが揃う。初出場は沖縄のヴィクサーレ沖縄FCジュニアなど12チーム、Jリーグ下部組織チームは13チーム。現在3連覇中の川崎フロンターレ(神奈川)は今年も出場、4連覇に挑む。大会は8月12、13日、伴野さん中心に公園挙げての準備が進む。


 〈6月23日(火)付け〉
 ◎…この土日、事業団イベントが色々あった。高島の海津で近江歴史回廊大学、長浜の運輸倉庫会社で文化経済アートステージ、米原の文産会館で県民企画提案の「和く和く古典」、近江八幡では希望が丘のアウトドアスクール「のびのびペインティング」…、各事業所の職員さん、フル回転。どこから日誌掲載するか、ちょっと悩んで、横綱白鵬が登場して、子供相撲やちゃんこのふるまいなどが午前中にあった滋賀近交運輸倉庫で開催した21日午後の文経アートステージから書く。文化経済フォーラム滋賀との主催事業で、出演アーティストは長浜出身、民謡の塚田陵子さんと、米原出身でバリトンの岡田通利さん。それにジャズの浜田博行カルテット。

 右の写真は運輸会社倉庫テントであった大相撲宮城野部屋の稽古のもよう。文経アートステージは午後1時半から開催も事業団担当の皆さんは山本常務、竹村局長、中西局次長、藤野さん、元気室の辻本さん、井本さん、泉谷さんが午前9時集合。倉庫会社玄関ロビーでの準備が一段落して、白鵬どんなんかな~と。稽古は名古屋場所の合宿で、17日から毎日続き、一般公開しており、この日は日曜で1700人見学、プラスチック容器で無料ちゃんこは700食も出たと~午後の文経アートステージで会社を代表して挨拶した野瀬総務部長。

 受付と写真を担当した井本さん。「見学者の頭越しに撮って、白鵬も見ましたが、身体つきが迫力ありました」と。ロビーの客席は辻本さん手配で、文産から椅子を200席借りだし。会社との窓口は最初のとっかかりをつくった竹村さん。事業担当は中西さんで、会社の社員さんの対応が洗練されて、学ぶこと多しと。藤野さんは全般担当の受付業務、泉谷さんはプロのような司会ぶり。県からは文経フォーラム滋賀担当の文振課・梅村さんも応援、それぞれに役割果たす。アートステージ来場者は、期待した相撲見学者の流れは思うように行かなかったが、110人余りで、まず及第点か。 ※ みなさん、ご苦労さま。

  

Posted by 滋賀県文化振興事業団 at 15:04Comments(0)その他

【5月28日~6月9日】

2015年06月10日

〈5月29日(金)付け〉

 小林さん担当の事業団ホームページの4月分アクセス解析。日誌に書こう、書こうと、手元に回議書を置いたままだった。ユーザー数30,959人、PV数2,194,247だった。前年4月は不具合あって数字なく、比較はないけど、全体数は上昇傾向のよう。希望が丘報告の未掲載分は24日、スポーツゾーンで初開催の「トレイルランニングレース」。草野球場前を出発・決勝、森林センターから三上山の道を周回する約25㌔コース。男子90名、女子20名が参加。「歩くようにゆっくりの人あり、駆けて駆けて2時間10分ゴールの健脚の人ありで、みなさんが希望が丘の自然を満喫」と木村さんの報告あり。参加の方々から一人500円の希望が丘みらい基金の寄贈も~と。

 藤野さん担当の文化情報紙「れいかる」7・8号も出来た。フロントのZOOM UPは事業団・小松谷さんが担当するメディア事業「動き出す絵本」(8月8日~21日・草津クレアホール開催)で、鑑賞していたら絵の中に自分が入る?とか。どんな展覧会になるか、楽しみ。元気室と文産イベントを紹介する井本さん担当の「えいじゃに」15号も刊行した。日野わたむきの「オーケストラ・ムジカ・チェレステ」を写真で見せ。記事で読ませ…きめ細かい。山本常務直々の「第28回わらげん寄席」(6・26日旧大津公会堂)のチラシも出来て、来週から発売が始まる。


 〈6月1日(月)付け〉

○…5月28日、高島市の藤樹の里文芸会館であった今年度ユースシアター事業「モモ」のオリエンテーション。参加者は小学4年生から高校生まで33名で、男の子は1名。ほかに地元劇団「つばめ」から代表加藤さんほか5名の大人も。和邇小から三つ子の姉妹、対岸の守山から2時間かけて通う中学生も。演出は東京の演出家・大峰順二さん。ミヒャエル・エンデ作「モモ」の骨子を子ども達に話して、ワークショップに入り、自己紹介。「すっかり子ども達の特徴を掴まれたようでした。」と中西さん。藤樹の里でのユースシアター事業は昨年度の「銀河鉄道の夜」に次いで2年連続。元気室・白崎さんが担当。


 〈6月2日(火)付け〉

 希望が丘 ちびっこファミリー自然とあそぼう 第1回~新緑の森で宝さがし~(5月31日) 未就学児と小学校低学年の児童とその家族を対象にした今年度の新規事業で、全5回のうち第1回。新緑の青年の城周辺で行った。未就学児11名、小学生4名、保護者15名の総勢30名のみなさんは、自然に興味津々。あちこち巡って、発見あり、気づきありの楽しい半日。担当の田附さんは「それぞれの家族がそれぞれに感じる"宝“を見つけてくださったように思います。」と。 ※ 写真の左上、バンダナが田附さんかなあ。


〈6月3日(水)付け〉

 ◎…来年12月、全国中学駅伝が希望が丘公園に戻ってくる。第5回から3年間の開催以来、17年ぶりで、第24回大会である。参加は全国47都道府県代表の男女チーム94チーム。希望が丘での開催は5年間という。今月16日、大津市の県立武道館である実行委員会設立総会には、会場地の希望が丘から山中公園長代理と木村スポーツ交流ディレクターが委員出席する。県中体連陸上専門部も地元大会へ向け、希望が丘で年間4回の練習計画を立て、先月30日、第1回を開催、県内40名の中学生が参加した。ちなみに去年冬の第22回山口大会の県代表は男子・志賀中、女子・安曇川中だった。(木村さん報告)


〈6月4日(木)付け〉

◇…事業団が平成24年度に公益財団法人になって以来の、第15回理事会は昨日3日午後3時から滋賀ビル9階会議室であった。出席理事・監事は別表とおり。田口会長のびわ湖ホールとの統合は舞台芸術分野だけでなく、県域への文化振興を意識することが大事だ~との挨拶で始まり、昨年度事業と決算案などの議案をすべて承認した。理事・監事の発言をまとめたものは以下のとおり。

◆ 希望が丘はほとんどの目標値をクリア、感心している。その成功事例や努力を事業団全体で共有すべきだと思う。 
◆  軽音ライブなどJR大津駅前の賑わい創出事業は、もっと回数を増やし、市民の間に定着するよう実施すべきでは。
◆  文化元気室は創設間なしなのに若者を育成する事業や参加型事業など、頑張ってもらっている。びわ湖ホールと一緒になっても事業を減らさず、次への発展につなげて欲しい。 
◆  事業企画は難しいが、常に収支均衡を目標にすることで、民間ベースの考え方が生まれる。
◆  県芸術文化祭は若い人が参加できる部門をつくればどうか。アニメやイラストは滋賀県が聖地になっている。
◆  びわ湖ホールとの統合は、現在、県の方針、考え方を調整中である。事業団の強い部分を合わせれば、相乗効果が生まれる。元気室が実施している市町との連携事業は、県全体のネットワーク強化につながる。 
◆  びわ湖ホールとの統合後も、これまで双方が実施してきた事業の予算措置はそのまま継続されるのか。

〈6月5日(金)付け〉
 □…滋賀会館の解体が始まった。親子の信楽狸が置いてあった南館のエレベータホール3階あたり、壁面のコンクリート塊がバリバリバリと崩れていく。更地化は今年9月ごろとか。今、耐震性ビル工事の建築ラッシュ。産業廃棄物のコンクリート塊はリサイクル利用される。今日は環境の日。


〈6月9日(火)付け〉

 ◎…監事監査、理事会でよく課題になる文産会館イベントホールの稼働率、今年度はどうかなあ~と気にかけていたら小森副館長から6日開催の貸館事業「滋賀・湖北就職セミナー」~君のフィールドは湖北にある!~の報告があった。企業はヤンマー、せんねん灸、新江州、三菱樹脂など27社、学生さんは平成28年3月に大学など卒業予定者約300名。ブースを並べ、待合スペースを作り、自由にレイアウト出来るイベントホールの良さ、改めて感じました~と小森さん。


 ちょうど、日誌に今年度の貸館状況、一覧表にと思っていた所であり、小森報告は以心伝心かな。貸館担当の市村さんの調べによると、新年度入りして、新入生オリエンテーション合宿の大商大が昼食会場利用、今月は日本3B体操滋賀県支部の創立45周年プレ大会がある。久々利用は小森報告の経済界主催・湖北就職セミナー、全日本プロレスなど。昨年度の文産イベントホール稼働率は50.2%で、目標値53%に対し、達成率94.7%。今年度の目標値は55%である。イベントホールの多目的利用の良さ、写真付き貸館実績などチラシなど作成して、使って、使って~のセールス活動などにより、稼働率あがれば、文産の評価はあがる。頑張れ、文産!。

  

Posted by 滋賀県文化振興事業団 at 12:02Comments(0)その他