【5月31日(火)~7月5日(火)】

2016年07月05日

〈5月31日(火)付け〉

◎…月末のせいかどうか、今日は朝から会議が多い。昼からは県教育会館で、満田さん担当の第46回県芸術祭第1回実行委員会があった。
第46回滋賀県芸術文化祭第1回実行委員会出席は県民生活部・拾井部長代理で、最初に「県内最大の芸術文化事業」と開会挨拶した浅見次長含め20人。議題は第46回芸文祭など3件。濱ちゃんが司会、全般担当の満田さん、県美術展の小松谷さん、写真展の井本さん、文学祭の田邉さん、オープニング事業の白崎さんと担当者が順次、開催概要を説明した。
 互選で芸文祭副委員長に就任、県展担当の山尾県美術協会理事長、写真展の澤野県写真連盟会長らが公募展部会での状況について、県工芸美術協会・藤井事務局長ら今年初めて委員就任の皆さんも発言した。
発言内容は皆さんそれぞれだったが、若い人の参加意識をどう高めるか~という点で共通した。とりわけ、40歳以下を対象に賞金100万円のびわ湖大賞を設け、全国から若手作家作品を集め、県展を超す入場者を集めた県造形集団第40回記念展の取り組みについて「やれば出来る」と話した土田委員の発言が注目を集めた。委員会は各議案を承認、1時間で終わった。


〈6月1日(水)付け〉

レイカディア大学草津校・米原校卒業生サポート隊希望が丘だより 5月24日朝、レイカディア大学草津校・米原校の卒業生サポート隊140名がフィールドアスレチック場などで雑木・柴の撤去のボランティア活動。公園職員も21名参加。山本さんの報告によると、140名の人海戦術、普段職員で行う清掃とは違い、何倍もの作業ができ、みるみるうちにきれいになった。近江八幡の幼稚園から来ていた園児に作業の皆さんが人の手トンネルを作るなど、微笑ましい場面も。昼からはバーベキュー大会。皆さんよい汗をかき、親睦の深まりも。琵琶湖周辺でボランティア活動のレイ大さんが、希望が丘に目を向け今年で2年目。感謝、感謝の一日でした~と山本さん。


 〈6月8日(水)付け〉

れいかる7・8月号◇…県受託事業として事業団が担当、発行する文化情報紙「れいかる」7・8月号が出来た。県内の文化施設へ4万部、既に発送した。三つ折り6頁、県内の音楽、演劇、舞台、映画、美術館・博物館イベントを満載している。フロントのズームアップは何にするか、気をつかうところで、今回は7月14日からの琵琶湖博物館の第1期リニューアルオープンを紹介、トンネル水槽などを写真に使っている。バックは夜空の花火をイメージ。イベントには抽選でペアチケットがあたる読者プレゼントコーナーもあり、毎回多くの申し込みハガキが届く。担当は事業推進の藤野さんから元気室の井本さんに代わって初仕事。「情報の収集、相手待ちの校正作業など、結構、手間もかかり、大変でした」と。こちらは年6回発行、通しナンバーは平成8年から93号。


 〈6月13日(月)付け〉

青春ポップスコンサート◇…元気室の山元室長補佐が来て、11日から始まった青春ポップスコンサートの前売り結果の報告があった。愛荘町のハーティーセンター秦荘で8月21日に開催するアートコラボ事業で、太田裕美、庄野真代、渡辺真知子=写真=が出る。昔懐かし~で中高年人気では~と予想していたが、11日の朝、会場のハ―ティーでは30~40人の列が出来て、2日間で268枚売れたという。ハ―ティーの担当者から「初動でこんなに動くのは初めて。嬉しいやらびっくりするやら…」と、山元さんにメールが届いたという。会場キャパは425席。まだ、ローソンなどの集計は出ておらず、この分だと、満員御礼必至か。ちなみに18歳以下の申し込みはなかったという。


〈6月15日(水)付け〉

中西館長の説明を受ける児童たち囲碁ボール文産の広報担当・吉川さんは、9日の「レイカディア大学ニュースポーツ大会」と14日の米原小学校児童が授業の一環で来館の「どきどきわくわくまちたんけん」について報告。レイカディア大学の皆さんは、色とりどりのTシャツでキンボールや囲碁ボール=写真左=、ペタンクなど様々なスポーツを楽しみ、和気あいあい。米原小学校は2年生54名が文産職員の仕事ぶりを見学したり、質問したり。文産会館の説明は中西館長直々=同右=。イベントホールのスポットライトにも触らせてもらって、興味津々といった様子だったと。


〈6月20日(月)付け〉
 
近江歴史回廊大学 大田寺□…後期入りしている近江歴史回廊大学、昨日19日は神と仏と祈りのクラスが「湖北の仏たち」をテーマの午前中、曳山博物館で座学、午後からは浅井町へバス移動して現地研修があった。受講生33人。講師は長浜城歴史博物館の秀平文忠学芸員。事業団担当は朝早く大津の事務局から作成資料を持ち出し、公用車で1時間半の濱ちゃんと、講師のマイクをサポートの藤野さん。司会進行は近江歴史回廊倶楽部のお二人。雨の中、現地研修で拝観の仏さまは、〈だいでんじ〉と読む大田寺の重要文化財・薬師如来坐像と長谷寺を本山とする醍醐寺の不動明王と毘沙門天像。ともに秀平学芸員の声掛けあっての、滅多にみられない秘蔵の仏さん。今朝、米原地区で仏像盗難の記事が載っていたが、現地へ行って、山あいの村で、仏さんを守る地域の人たちに頭が下がる。写真は大田寺。


〈6月27日(月)付け〉

 ◇…日々の事業団業務で、大きな成果を挙げた職員さんに賞状と気持ちだけの金一封を贈る平成27年度の褒賞者が決まった。今回は以下の3事業所5件。
表彰状文産会館は2件。施設利用料収入で前年度対比大きく数字を伸ばし、利用者アンケートでも好感度が高かった奥田館長ら職員全員と、イベントホールのライブ事業を担当、大入りの成果を挙げた辻英さんと小野さん。
希望が丘も2件。平成27年度も来園者数を伸ばし、施設利用料収入でもまた1億円突破の実績を評価して、職員全員。もう一件はアスレチックなど施設周りの森林間伐はじめ雑木整備など、〈見える化事業〉で牽引的な役割を果たした門居さんと佐藤さん。元気室は小松谷さんで、県に移管した草津クレアホールで「動き出す絵本~金澤麻由子の世界」を企画開催、10日間の期間中に1万3千8百人もの来館者を集め、大きな成果を挙げた。


〈6月29日(水)付け〉

ホスピタルコンサート□…文化元気室は25日、近江八幡市のヴォーリズ記念病院で「ホスピタルコンサート」。担当の泉谷さんから報告。「劇場に足を運ぶことができない病院患者さんに穏やかなひとときを楽しんでいただいた。四季にまつわる童謡や、美空ひばりの~川の流れのように~が演奏されると、入院しているご家族に歌いかける方や、昔を思い出して涙される方も」と。出演は河本学さんと高村明代さん。1回目の一般病棟は家族含め45人。2回目のホスピス病棟は家族含め20人。病院側から来年も~と要請あり、昨日の経営推進会議で「承諾しました」と奈知室長。次回、ホスピタルコンサートは10月19日、大津市のJCHO滋賀病院で。


〈6月30日(木)付け〉

第14代西川甚五郎氏 お別れ会寛永年間から創業450年余、近江商人の祖、西川家の第14代甚五郎さんが84歳で死去、今日30日午前11時半から東京帝国ホテルでお別れ会=写真=があった。第14代西川甚五郎さんは事業団が毎年、「湖国を描く絵画展」などで事業支援を受けている西川文化財団の理事長でもあり、お別れの会に参列、白い薔薇の花に囲まれた祭壇に、大勢の参列者とともにご冥福を祈った。


〈7月5日(火)付け〉

ちびっこファミリー 自然とあそぼう!~初夏のいきものさがし~◇…希望が丘から「ちびっこファミリー自然とあそぼう!(第2回)~初夏のいきものさがし~」の岡村報告。6月26日、第4キャンプ場付近の川周辺であり、定員20名を超す11家族33名が参加した。「事業前、大雨の影響で、川が増水、安全に川に入れるか心配しましたが、いざ入ってみると、へっちゃらで、タモ網を上手に使いこなし、親子で楽しみながらたくさんの魚やヤゴやサワガニを捕まえていました。公園の身近な川に、こんなにたくさんの生き物がいることを私自身も初めて知りました。きれいな水にしかすまない生き物が多く見られたことで、公園の川は水がきれいなことがわかりうれしいです。」と。


  

Posted by 滋賀県文化振興事業団 at 16:01Comments(0)その他